2010年に結婚して以来、今年の11月で15周年を迎えます。結婚15周年は水晶婚式と呼ぶそうです。結婚の1年後に誕生した長女は中学2年生となり、思春期で難しい年頃になっています。
孫の誕生を心待ちにしていた父は長女が誕生する直前に亡くなり、長女をとてもかわいがってくれた母も5年前に亡くなりました。そして、自宅の購入や長女の成長・進学もあり、15年間で大きく環境が変わりました。
思い起こせば、始めて妻と出会ったのはシャングリ・ラ東京のピャチェーレで、当日は雲一つない快晴でした。自分は相手を待たせたくないと思い、歓談の20分前に到着したのですが、妻は歓談時間のぎりぎりになって息せき切って現れました。場所がわかりにくくて迷ってしまったとか・・・。初めて交わした会話が「そんなに慌てなくてもいいですよ。」でした。
歓談では、妻とはとても話しやすく、妻の過去の勤務先が当時の自宅のすぐ近くだったこともあり、縁を感じました。自分の名前を間違えて呼ばれたり、妻のバッグが開いたままの状態で床に落として中身を散乱させてしまい、一緒に拾ったりしたことも懐かしいハプニングです。お互いの自宅の方向が途中まで同じだったため、同じ電車で一緒に帰りましたが、乗換駅で別れた後、妻は自分とはもう二度と会ってもらえないのでは、と思っていたそうです。
現在、キューピッドクラブで活動されている方もうまくいかないことが多々あると思います。自分は妻に出会うまでは歓談を申し込んでもほとんど断られました。なんとか歓談OKの返事をもらっても、その後の仮交際まで進むことも少なかったり、仮交際まで進んでも3回で終了してしまったり、気が付けば在籍期限が迫っていました。
苦労が多かった分、妻が自分と一緒になると言ってくれたことは人生で一番うれしかった経験です。その経験からすると、積極的に行動したから、縁をつかむことができたと思います。待っていても縁は来ません。失敗なんか全然恥ずかしくありません。寧ろ、失敗を重ね、苦労しても落ち込まずに前を向いて行動すれば、人生で一番うれしい経験をするのはもうすぐです。