私たちは令和元年の5月1日に入籍をし、いわゆる「令和婚」をしました。
その日は令和婚を狙って婚姻届を出すカップルが多く、市役所には特設カウンターが設けられていました。
私達は15時頃に市役所に婚姻届を出しに行きましたが、受理番号が88番で、その日、88番目に結婚したカップルになりました。
「88番なんて末広がりで縁起がいいね。」と話しながら帰ったのを覚えてます。
それから5年、長いようで短く、あっという間に過ぎました。
その間に、世間ではコロナが流行り多くが変わりました。
そのような中、1番印象的だったことだったのはやはり結婚式です。
私たちは10月1日にハワイで結婚式を挙げました。
ウェディングドレス選びや参列者がお揃いできる衣装選びなどの結婚式準備のために毎回ワクワクしながら、銀座のサロンに行っていました。
夫の前で自分で選んだドレス着てみせた時の、夫の顔は忘れられません。
パーティでのメニューやBGMやミニプレゼントなど、私の好きなディズニーでこだわり、小さいながらも思いの詰まった式になりました。
結婚式の私が持ったブーケは特殊な加工をしてもらい、教会での結婚証明書と一緒に額縁に入ってます。
それはリビングに飾っていますが、私の宝物です。
結婚式の日にちが何ヶ月か後だったらコロナで挙式を挙げることができなかったのではないかと思うとラッキーだったと思います。
その後のコロナの自粛期間は、私の勤め先の保育園も休園になり、私は家に籠るような生活を送ることになりました。
保育士をしている私は大好きな子ども達と会えないさみしさと外出も自由に出来ない環境に苛立ち、夫と喧嘩したこともありました。
結婚2年目にマンションを買い、生活も変わりました。
毎週日曜日の朝7時からマンションのすぐそばにある大きな公園で行われている「朝ヨガ」に夫婦で参加するようになり、朝活デビューをしました。
早起きして、芝生の上でヨガのポーズをとりながら、鳥や風の音に耳をすませる事は体もよく伸びて気持ちよく、朝の良いルーティンになっています。
また、朝ヨガの活動を通して、地元のお友達ができたり、体を動かした後に夫とお弁当を持って自転車でピクニックに行ったりと、充実した週末を過ごしています。
そんな私たちを見て、朝ヨガの仲間達は「仲が良くて素敵な夫婦ですね。」と言ってくれます。
また、しばしば「どうやって知り合ったの?」と聞かれます。
お見合い結婚の旨を伝えると、みなさん驚かれます。
それはお見合い結婚のイメージを良い意味で覆しているのかと感じます。
私にこの様な素敵な出会いをくれたキューピッドクラブには感謝な気持ちでいっぱいです。
「どこの紹介所で知り合ったの?」と聞かれたら、胸を張って、「キューピッドクラブです。」と伝え、おすすめしたいと思います。
結婚して5周年、これから先10年後も20年後も「素敵な夫婦」と言われるようなおしどり夫婦でいれるよう、お互いに思いやりの心をもって歩んで行きたいです。