新宿のホテルのフレンチレストランでの出会いから約1年後に結婚し、いつのまにやら30年がたってしまった気がします。
このレストランでは妻は初対面にもかかわらずパンを何度もお替りし「え~なんだろうこの人は」などと思いました。今にいたっておかずは一緒であるものの私はご飯を主体とし、妻はパン主体の食事となっています。こればかりは変わりようはないようです。
この間、勤務先の業績不振、給与カット、早期退職、転職、妻の仕事の再開、お互いの両親の介護など、なかなか落ち着く時間も少なかったのですが、ようやく1年近く前にお互い退職し時間に余裕ができ始めました
その後妻は念願のフルート演奏の練習を開始し毎日練習三昧の日々を過ごし、後追いで退職した私は否応なく毎日の料理担当となり、「今日の料理」を参考しながらときおり三度の食事作りのたいへんさを実感しています。
これからは毎年何度かの旅行を計画しており、今後もふたりで楽しく暮らしてゆきたいと考えています。