結婚して早いもので２０年になりました。
出会った頃のドキドキは、いつしか日常の安心感に変わり、昔は何時間も電話で話していたのに、お互いの仕事が忙しかったり、子供の学習サポートや、お弁当作りに追われ、業務連絡のような会話になることもありますが、「ただいま」「おかえり」といった、当たり前のようなやり取りが、どれだけありがたいことなのか、年を重ねるごとに身に沁みます。
私が仕事で疲れて帰ってきた時も、自分も仕事で疲れているだろうが、文句ひとつ言わずに（たまにはチクリと言いながらも）家庭を守ってくれている妻。
忙しく働く両親の背中を見ながら、時に生意気なことも言いながら、くちべたながらも、心の優しさを忘れない息子。（少しは尊敬してくれていると思いたい。）
家族ってドラマのような派手なものじゃなくて、毎日の積み重ねなんだなあと、心から思います。
就職してから、仕事、仕事と仕事中心の生活だったので、なかなか良い出会いに恵まれず、良い人に巡り合うには、出会いも積極的にいこうと思った時に、目にしたのがキューピッドクラブでした。
あの時勇気を出して、一歩踏み出したのは本当に良かった。紹介してもらわなければ、この出会いも、こんな幸せもなかったかもしれません。
誰かと一緒に歳を重ねていくという幸せは、じわじわと心に染みるものです
そんな日々を過ごしている今、あの頃の自分にこう言いたい。「その選択、間違ってなかったよ。」と。