No.4849
結婚20周年を迎えて
結婚20年目を迎えました。私たちの出会いは本クラブのパーティ。初めて会ってから、わずか約2か月でスピード成婚という、今思えば驚くほどの展開でした。
現在、高校生の子どもが二人。結婚15年目までは、子育てや仕事も概ね順調で、すべてが順風満帆だったと言える日々でした。
しかし、ここ数年は状況が一変。子どもの反抗期、双方の親の老齢化、仕事の重責、そして自身の体調の変化など、様々な重い課題が一度に押し寄せてきました。いわゆるミッドライフクライシス(人生の転機)と呼ばれるものかもしれません。
一人では、この嵐のような状況に立ち向かえなかったでしょう。また、もしこのパートナーでなかったら、心が折れていたかもしれません。この数年間は、互いの弱い部分もさらけ出し、知恵を絞り、家事や役割を調整しながら乗り越えてきました。まさに二人三脚。互いの存在が最大の支えとなり、私たちは今も共に困難を乗り越え続けています。きっと5年後には、「あの頃は大変だったよね」と笑って語り合えるでしょう。
結婚は、楽しいことばかりではありません。つらい時こそ、人生の同志としての絆が試され、深まります。無条件でそばにいて、支え合えるパートナーがいることは、何よりも心強いものです。これから結婚を考える皆さんにも、そのような人生の伴侶が現れることを心より祈っています。
