二十五年分の感謝

先日懐かしい白い封筒が届きました。結婚記念日お食事招待のご案内?!結婚記念日をお祝いしたのはいつのことだったか、当の本人たちはすっかり忘れておりました。今回初めて家族全員で一緒にお祝いすることに致しましたので楽しみにしております。

さて夫と初めて会ったのは今から二十五年前です。それまで何人かの方とお会いする機会がありましたが、先に待ち合わせ場所に着くのは私である事が常でした。しかしこの日は夫がもうすでに座って待っていたので少し慌ててしまったことを覚えております。二人には共通の趣味もとくになかったのですが、話が弾み、あっという間に時間が過ぎてしまったと記憶しております。自分が自然体でいられる事が心地よく、なんどかお会いしたのち結婚することになりました。
とはいえ出会ってから四ヶ月で結納、八ヶ月で挙式、一年たたずに結婚生活を送ることとなり、お互いの生活ペースや距離感を図るのには少し時間がかかりました。また人並みに子どもの教育や親との関係には悩みが浮上し、衝突することもしばしばありました。しかしその度にお互いの立場を尊重しながら自分のやるべきことを考え、得意不得意なことを補い合い歩み寄り、問題を解決してきたように思います。いつのまにか一番の味方であり信頼できる存在になりました。こうした色々な思いと時間の積み重ねが今の幸せな日々に繋がっているという気もいたします。
わがままな私を受け入れてくれる夫や子どもたちには感謝しかありません。本当にありがとう。そしてこれからもよろしく。

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