突然ですが、おせっかいって、お好きですか?
私は苦手です。ほっておいてくれ、と思ってしまいます。
私たちがキューピッドクラブに入会していた10年ほど前は、現在のように出会いのアプリも少なく、紹介形式で出会いを探す人は、珍しかった気がします。
私は職場など、出会いの場が限られていたので、お相手のリストアップさえあれば、あとはこちらで模索検討してアタックします、1年以内に短期決戦決めこみます、第三者の方の介入とかいらないです、と息巻いていました。キューピッドクラブさん、ごめんなさい。
実際、一度お会いして私自身はご縁はなかったかな、と感じたお相手に対し、キューピッドクラブさんから、そんなこと言わずにもう一度お会いしてみたら〜?とツンツンされた時は、だからおせっかいは嫌なんだよ〜!と思いました。キューピッドクラブさん、やっぱりごめんなさい。
それでも、キューピッドクラブを選んだのは、独身証明書や、職業、家族構成などが明確であるという、確かな信用性があったからです。
このことは、出会いが手軽になった今の時代こそ、キューピッドクラブにとってさらなる強みとなっているはずです。
そして結局、私たちはこのキューピッドクラブさんのおせっかい(←失礼!!)のおかげで、結ばれることになるのです。
私と夫は、年末頃に自分でお相手リストの中から複数の希望者を選び、お互いマッチングしたら会える機会の時にマッチングしました。ただ、予定が合わず、1.2ヶ月先に会う約束となっていました。
夫は当時、お相手の盛られ写真と実物があまりに違うことが続いて辟易し(夫も失礼なやつですね)、こんなものかと休会しようと思っていたそうです。
一方、私はこのチャンスを待っていた!とばかりに複数のお相手を選んでおり、夫と出会うのはかなり先でした。
すると、キューピッドクラブさんから、また例のおせっかい電話が来たんです。
キューピッドさん:「せっかくお二人はマッチングしてるので、早く会いましょうよ!!」
私:「えー、これから複数のお相手と会わなきゃ行けない予定で詰まってるし、年末年始は休みたいし、2月頃でいいんじゃないですかねー?」
夫:「向こうがそんなにすぐ会う気がないのなら、別にいいんじゃないですかねー、そろそろ休会したいし」
そんなつれない私たちに対し、キューピッドクラブさんは「せっかくのチャンスだから!!ね!!」とグイグイ押して、とうとう年始が終わったすぐの日に、強引に会う約束をねじこんできました。
やれやれ、でたよでたよ、またおせっかいが…でもまぁ、決まってしまったし…なーんて思いながら、会う約束の日を迎えました。
「お待たせしました〜」と言って現れた夫を見た瞬間、ふわっと緑の風がふきました。直感的に、あ、この人だな、と思いました。不思議なものですね。結局、私たちはとんとん話が進み、半年後に婚約しました。私の直感大当たりです。
振り返ってみると、結局私たちはキューピッドクラブさんのおせっかいのおかげで今の人生を作っていただいたわけです。キューピッドクラブさんにジャンピング土下座して謝りたいです。
要するに。
おせっかいは、成婚に必要なのかも。